セキュリティを保ちつつ屋外からPCの電源を入れる方法
遠隔でPCの電源を入れる手段はWoL(Wake On Lan)が有名だが、Wolのパケットを通過させるために、ルーターの設定を変更する必要がある。とはいえ、セキュリティに穴を開けることは避けたい所。今回はルーターの設定変更なしで、PCの電源を入れる方法を3つ紹介する。
方法
1SwitchBotを利用する
2リモート接続を経由して、宅内の端末から電源を入れる
3アレクサを利用する
1SwitchBotを利用する
SwitchBotボットは、スマホ等から操作して物理的にボタンを押すことができる。
これを利用して、PCの電源を入れる。
メリットとしては、既製品を使うため、ITの知識が必要ない点や専用のアプリが用意されており簡単に操作できる点がある。
ただし、ただし導入コストが高い。(ボットとハブで8000円以上)
2リモート接続を経由して、宅内の端末から電源を入れる
屋外からパケットを送る際に、ルーターを経由することに問題がある。そのため、宅内にあるスマホやタブレットなどの端末を経由して、Wolのパケットを送ることで解決する。
Wolのアプリがいくつかあるので、それらを導入した上でteamviewerなどのアプリを利用し、遠隔操作する。
*iphoneやipadなどの製品は遠隔操作操作を受け付けないので、Android端末を利用する必要がある。
すでに端末を所有していれば追加コストがかからないが、手順が多く手間。
3アレクサを利用する
アレクサのスキル(アプリケーションみたいなやつ)にWolのパケットを送ることができるものがある。アレクサは本体に呼びかける以外でも、アレクサアプリを用いて呼びかけたり、テキストで指示することができる。
自分はこの手段を利用していて、使いやすいと思う。
アレクサ単体は、Amazonのセールで格安で販売されている。セール時なら導入コストは3500円前後。(前はもっと安かったと思うが....)
自分はchromebookという格安のノートパソコンを利用して、自宅のデスクトップPCにリモート接続している。もし興味があったら見てみてほしい。