ロジックログ

日常生活で考えたこととかまとめます

Chromebook×リモート接続で最高のPCを実現する

https://jp.mercari.com/

安いChromebookリモートデスクトップを使って、いい感じのPC環境ができたので、考えたことと一緒に乗せておく。

目次

  1. 現状の整理
  2. 要件
  3. とりあえず調べてみる
  4. Chromebookとは
  5. リモートデスクトップとは
  6. Chromebookの購入
  7. リモートデスクトップソフトの選定
  8. PCの電源問題の対策

 

「ノートパソコンが、重い。」

僕が使っているノートパソコンは、LenonoのThinkPad E470。六年前に購入したもの。
専用の充電器を含めると2Kgを超える。

「軽いパソコンに買い換えたいなぁ....」

とはいえ、あまり使ってないし、大金を払ってまでは買い換えたくない

 

現状の整理

とりあえず現状の整理をする。

ノートパソコン
  • 機種はLenonoのThinkPad E470
  • 本体重量は1.8kg、ACアダプターが200g。合わせて2kg。

  • たまに電源が入らなくなる。本体を裏返すとなぜか電源が入るようになる。

  • 外出時のみ利用。月に1回利用するくらい。

  • 用途は、外出時にプログラミングとかの作業
  • 徐々に処理性能が厳しくなってきた(CPUはi5-7200U)

 

デスクトップパソコン
  • メインPC(自作)

  • 用途はプログラミング、ゲーム、動画編集等々

  • 処理性能は必要十分(CPUはi3-12100、GPUはRTX3060)

 

要件

ノートパソコン選定にあたって、とりあえず理想を書いてみる

1.低価格

安ければ安いほど良い。五万円以下で購入したい。

2.軽量

軽ければ軽いほど良い。2kg背負うと明確に重たい。1kgを切れたら最高。

3.USB Type C で充電ができる

よくあるタイプのACアダプターは、デカい・重い・不便
USB PD充電に対応したパソコンなら、小さくて軽い充電器が選択できるし、ケーブルも収納しやすい。スマホの充電器に兼用できるのが良い。(ACアダプターって両サイドからケーブルが出てるから、片付けにくいよね)

4.画面サイズ

プログラミングにおいて、画面サイズは重要。
最低14インチ以上。大きければ大きいほどいいけど、重量は嵩む。

5.性能

ストレスなく動いてくれたらなんでもいい。最新世代のCore i3以上なら大丈夫なはず。

 

とりあえずこの条件で調べてみる。

調べた結果、

  • Type C対応のノートパソコンは以外と少ない。特に低価格帯だと少数派。
  • Type Cにこだわらなければ、近いもの自体は存在する
  • 軽量なものは滅茶苦茶高い。1kg切りになると、同じ性能で倍額ぐらいする。

つまり。条件に当てはまるPCは、無い。

一応中古も見てみる。

  • 古いわりに高い

  • 中古ショップの絞り込みに重量がない→調べにくい

  • 古い機種はUSB C対応機種がほぼない

つまり。条件に当てはまるPCは、無い。

「今のノートパソコンを使い続けるか...」

 

と思っていたのだが、ふと思いついた。

Chromebookリモートデスクトップを使えばいいんじゃないか?

Chromebookとは

よくあるPCのようにwindowsではなく、Googleが開発したChrome OSというOSが搭載されたノートパソコン。基本的にオンラインで、ブラウザを利用してGoogleのサービスを利用する。

以下の特徴がある。

  • 処理性能が低くても動作する

  • 安い

  • USB C充電に対応している機種が多い

デメリットもあって、

  • windowsじゃない

    つまり、windows向けのソフトが使えない。これが一番大きい。

 

余談

Chromebookが安い理由は、性能が低くていいからだと思う。性能が低くても動作するので、CPU・メモリにお金がかからない。ローカルにほとんど保存しないので、ストレージも小さくて良い。CPUが低性能でいいので、消費電力と発熱が少ない。消費電力が少ないのでバッテリーも小さくていいし、発熱が少ないので、冷却機構にお金がかからない。(僕のChromebookファンレス)ついでに、バッテリー・冷却機構が小さく、軽量になりやすい。多分こういうことだと思う。

 

リモートデスクトップとは

リモートデスクトップは、要するにPCの遠隔操作だ。

以下の特徴がある

  • メインPCが使えるので、データや環境がそのまま使える。

  • 操作元のパソコンの性能が低くても問題ない

  • ネットワーク環境が必要

 

つまり、Chromebookリモートデスクトップを使えば、自宅にあるメインPCでwindowsが使えるから、Chromebookのデメリットが消えて、恩恵を受けられる!と思う。

 

Chromebookの購入

とりあえず価格コムで検索。

14インチ以上で1kg切りの機種はないけど、4万円で1.5kgぐらいのPCがいくつかある。

 

レビューを見た感じ、製品は良くてもChromebookっていう点で後悔している人が多いな.....

 

「もしかしたら、メルカリで安く買えるかも。」

 

メルカリを見たら、大して使わずに安く出品されているものが結構ある。
結果的に、1.6万円でかなり綺麗なChromebookを購入できた。

僕が購入したのは、『IdeaPad Slim 360 Chromebook
画面サイズが14インチで1.4kg、USB C 充電対応。
試した所、10wの充電器でも充電できた。すごい。

logiclog.hatenablog.com

 

余談

メルカリ始めたい人あんまり居ないと思うけど、メルカリの招待コードを張っておく(一回やってみたかった)
https://jp.mercari.com/

招待コード【JWFPXA】(互いに500円貰えます)
メルカリって面倒ではあるけど、不用品がお金になるのがうれしい。あと、買い物の失敗のダメージを軽減できる。
一応自分ルールとして、面倒を避けるために
相場より安く出品する(相場より安いと速攻で売れる。)
送料・手数料を差し引いて1000円以上残るなら出品する
あんまり購入はしない(トラブルが怖い)
方針にしている。気分で変えたりするけど。(Chromebookは安すぎたので買っちゃったし)

 

リモートデスクトップのソフトの選定

さて、パソコンは用意できたので、リモートデスクトップの準備をする。

リモートデスクトップのソフトはいくつか種類があり、ここで変なものを選んでしまうと、かなり残念な思いをしてしまうことになる。(ネットの情報で、リモートデスクトップが微妙って言ってる人は、変なソフト使ってたりする)

あと、ちゃんとしたソフトだと、遠隔操作されるPCの画面の変更された部分だけを通信してくれるから、通信量が抑えられる。

 

有名どころのリモートデスクトップソフト

一番手軽

Chromeブラウザに搭載されているため、すでにChromeを使っている人なら、簡単に使用することができる。

リモートデスクトップを試してみたい人や面倒が苦手な人におすすめ。

ただし、ショートカットキーが利用できないため、僕の選択肢からは除外。

コピー&ペーストできないのは死活問題。

 

windows標準搭載された機能でリモートデスクトップで使用することができる。

当然、安定してるし完成されてるんだけど、windowsのライセンスがhomeではなく、proである必要がある。

僕はproじゃないので除外(windows 11 proは高いよ...)

 

  • TeamViewer

僕が使用しているソフト。

ドイツ製。BMWとかも使ってるらしい。(導入企業)

多少の制限はあるけど、個人は無償で利用できる。というか、無料で使えてていいんだろうか....

ショートカットキーがちゃんと使えるのがえらい。

 

導入

TeamViewerの導入は適当に検索してほしい

一応流れだけ説明すると、

アカウント作成
windowsChromebook両方にTeamViewerをインストール
なんかフィーリングで触れば接続できる。

セキュリティが気になる人は、接続できる端末を自分の端末のみにしておけば、かなり防御力が上がるはず。

さて、これでリモートデスクトップができるようになった。
ただ一つ大きな問題がある。

windows側のPCの電源を落としていると外部から接続できない。

 

PCの電源問題の対策

対策方法はいくつかある

  • パソコンの電源を入れっぱなしで外出する。

これはそのまま

ただし、PCの消費電力が気になるところ

 

一応、つけっぱなしでかかる電気代を計算してみた

僕のデスクトップPCは
I3-12100(CPU)とRTX3060(GPU)搭載のPCで待機時の消費電力が40wだった。

testpage.jp

このページで、40wを全国平均で24時間使用した場合を計算すると、約33円だった。

地味に高い。

半日外出するくらいなら気にならないけど、3日間つけっぱなしとかだと、ちょっと気になるところ。ハイエンドなPCを利用している人ならもっとかかるはず。

ちなみに、モニターは消しても問題ないので、モニターの電源は消してから外出することをおすすめする。僕のモニターは常時60w位消費していたので、一日で50円位かかってしまうことになる。

  • Wake-on-LAN(WOL)を利用して外出先からパソコンを起動する。

僕はこっちを使っている。
人によっては難しいかもしれない。

Wake-on-LAN(WOL)は特定のパケットをPCに送ることで、PCを起動する機能である。

TeamViewerにはWake-on-LANの機能があって、シャットダウンしたPCの電源を遠隔から入れることができる。だだし、一つ厄介な問題がある。

そのパケットはルーターが弾くので、外部から電源をONにすることができない。
そのため、ルーターの設定を変更してパケットが届くようにする必要がある。
ただ、パケットを通すように設定すると、その分セキュリティが弱くなるのがネック。

 

「セキュリティが弱くなるのは嫌だな...」

いや、ipadをTeamViewerで遠隔操作して、ipadからwolを送ればいいのでは?

と思ったが、どうやらipadはリモート接続して操作することができないらしい。*利用する側にはなれる(Appleめ)

困った...

自宅に電源が入りっぱなしなネットワークとつながった機器なんて...
とりあえず今日は寝よう

「アレクサ、電気を消して」

「...」

「アレクサ電気を入れて!」

そうだ、我が家にはアレクサがいる。

調べてみると、アレクサからwolのパケットを送ることができるみたい。やったぜ。アレクサのスキルを作った製作者と導入方法を解説してる人に感謝しつつ設定。やりかたは、調べてください。

ちなみに、アレクサは外出先からも使える。テキスト入力で命令もできるので、声を出すのが恥ずかしいシャイボーイでも大丈夫。

*電源を入れたときに、TeamViewerが自動起動する設定を忘れないように。そうしないと、PCの電源を入れても、リモート接続できない。

まとめ

Chromebookリモートデスクトップをつかうことで、安く(自分にとって)最高なPC環境ができた。

こうして、我が家に最高のPC環境ができたのでした。

めでたしめでたし。